自主セキュリティや防犯カメラ・監視カメラは大阪堺市の株式会社フロンティアへ

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狙われる家

自主防犯という考え方

世界でも安全と言われている日本ですが、犯罪は必ず繰り返され「自分は大丈夫」という保証はどこにもありません。「守るべき物・人」があれば「守る手法」も存在し、狙われやすい家と、狙われにくい家も存在します。その違いはなんでしょうか? 「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず。」という孫子の兵法でもって考えてみますと…
まず、賊:ぞく(侵入者)は、行き当たりばったりで侵入することは少ないでしょう。
なぜなら常習犯が多く、繰り返し犯行を重ねるということは「捕まらないように知恵を絞っている」からです。
例えば、窓ガラスを破壊して侵入するよりは無施錠の窓から侵入した方が痕跡が残りませんし、発覚までの時間が稼げます。通りからよく見える庭より、塀で囲まれ影が多い庭が適しているでしょうし、足場になる電信柱があれば利用しようと考えるかもしれません。
そして重要なのは、これらの情報をあらかじめ下見をしているということです。

なぜ自主防犯なのか?

警備サービスは多々ありますが、なかでも「警備員駆付けシステム」は、他人が動く為どうしてもコストが掛ってしまいます。また、待機所の場所や交通事情よっては時間がかかる場合もあり、賊もそれを見越してわずか数分で事を済ませてしまう場合もあります。

コストを掛けずに有効な防犯を

他人に防犯を委ねることに対し、自ら防犯意識をもって自らを守ることを自主防犯と呼びます。
「警備員駆付けシステム」では建物の中を守るのが主流なのに対し、自主防犯は敷地からおこないます(外周警備)。「入らせない」セキュリティシステムを「見せる」工夫をおこないます。
また、警備員駆付けシステムは警備員が来るという圧力に対し、自主防犯では機械の目(防犯カメラ・監視カメラ)を設置します。
賊の立場から言えば、防犯カメラで撮影されていれば気分がよくないでしょう。たとえ顔を隠していても記録として残る事を恐れますし背丈や体格は簡単には隠せません。また動きに癖があれば重要な証拠となるでしょう。
また、センサーに感知され音や光で警告されると「隠密に済まそう」という計画が台無しです。
賊は建物の侵入に5分かかると半数があきらめると言われています。強烈な光とけたたましい音で侵入者に精神的動揺を引き起こし、「仕事をさせない」犯行に時間が掛かるシステム作りも大切です。
そしてシステムを「見せられた」侵入者は考えます、「危険だ、やめておこう」と。

身構えている人を攻撃しにくいように、賊は「スキの無い建物、防犯意識の高い建物」を避ける傾向があります。
つまりもっとも泥棒が嫌うのは、防犯カメラや監視カメラなどセキュリティシステムを設置するあなたの高い自主防犯意識といえるでしょう。